西あまりの『サヘート・マヘート、舎衛の女』は、ついに日本にたどり着いたマーヤが、最終目的である玄奘三蔵への思いを馳せつつ、大和国での暮らしを続けています。いつの日か、彼女は玄奘に再び巡り会えるのでしょうか。続きが待たれます。
岡本晶の『秋怨記』は全56回にて終了いたしました。引き続いて古代を舞台にした『湖(うみ)昏(く)れるとき』を連載中です。これは万葉集の歌人として有名な額田王と大海人皇子(後の天武天皇)との間に生まれた十市皇女を主人公にした作品で、“壬申の乱”という日本古代史上最大の内乱に翻弄されつつも、最後は自分の心の規(のり)を貫いて命を終えた女性の物語です。
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