同人誌“銀河”へようこそ!

この同人誌 “銀河”は、西あまり、岡本晶の二人が立ち上げたサイトです。
どちらもシルバー世代ですが、まだまだ輝きを失いたくない、そして同世代の方々も皆さんそうあって欲しいという思いから、このようなタイトルをつけました。往年の文学少女の時代から今に至るまで、様々な紆余曲折はありましたが、根底の部分では、どこかで『書くこと』への想いを抱き続けていた二人です。作風も文体も違いますが、それだけにお互いに良い刺激を与え、また受けることが出来る仲間だと確信しております。

なお二人の作品は、それぞれ下の、
「西 あまりの部屋」
「岡本 晶の部屋」
から入っていただいて、お読み下さいませ。

2016年9月25日日曜日

お知らせ (16)

岡本晶の短編“遠い灯”は8回をもって完結、長編“天へ漕ぐ舟”の連載が始まりました。岡本はこれまで室町時代、飛鳥時代、奈良時代、平安時代、江戸末期と様々な時代を舞台に作品を書いてきましたが、初めて鎌倉時代に挑戦します。
主人公は紀州の荘園領主の息子次郎太と、その兄嫁小里、そして貧農の倅ながら頭脳と容姿に恵まれ、そのために次郎太の迫害を受け続けることになる弥四郎の3人です。
次郎太の荒ぶる魂に対するに、どこまでも己れの心の救済を求め、ついにはそのために究極の選択をする弥四郎。
「今昔物語」巻19の第14話から着想を得た、筆者渾身の作品です。